変り種も登場?ベトナム料理の定番フォー

ベトナムのグルメと言えば、平たい米粉麺とあっさりとしたスープが特徴のフォーが有名です。この国民的麺料理は、ベトナム北部ハノイ周辺が発祥とされ、ハノイ市内では本格的はフォーが味わえます。ハノイのフォーは、鶏や牛から出汁を取った透明であっさりとしたスープに、平たい米粉の麺が入り、具はネギと肉だけのシンプルなものが多いです。お好みで、ライムを搾っていただきます。牛肉入りのフォーの場合は、茹で加減を調整してもらうこともでき、半生やしっかりと茹でたものを選べます。温かいフォーは、寒いハノイの冬にぴったりの一品です。一方、夏の暑い時期には、薄く伸ばしたフォーの生地に牛肉とハーブを巻いた巻きフォーが登場し、夏にも食べられるフォーの変り種として人気上昇中です。

甘辛のさっぱりだれに付けて食べる焼き豚入りつけ麺

ハノイの麺料理は、フォーだけではありません。甘辛のさっぱりだれに、炭火で焼いた肉と、ソーメンのような細い麺「ブン」を入れて食べるブンチャーも定番のメニューです。ブンチャーが食べられるお店はハノイ市内に多く見られ、いつもたくさんのお客さんでにぎわっているお店もあります。さっぱりとした味なので、特に夏の暑い時期に人気です。香ばしい肉の風味が絶品で、甘辛のたれとお好みで一緒に食べるレタスやハーブがよく合います。ブンチャーに使われている麺「ブン」は、フォーと同様米から作られている麺で、発酵させるため、少し酸味があります。ベトナムでは、フォーと同じく一般的に食されており、春巻きの具としても使われています。日本のベトナム料理店では見かけないメニューなので、ハノイを訪れたらぜひ味わってみてください。